Twitterで更新通知します。こちらをクリックしてフォローお願いします。

ファイナルファンタジー14の新しいマッチングシステムが凄い理由

こんにちわ!ぱかぞーです。

今回は「ファイナルファンタジー14のマッチングシステム」を特許出願物から解説していきます!

こんな人向けの記事!
  • ファイナルファンタジー14が好きな人
  • ファイナルファンタジー14をプレイしている人
  • ゲーム業界の特許出願に興味がある人
  • ゲームクリエイターの人

【本記事のまとめ】
スクウェア・エニックスから「ストレスフリーな新しいマッチングシステム」に関する出願がされていた。
そのシステムはクエスト配列にプレイヤーを配置、パーティーごとクエスト配列に配置できるものである。
そのシステムによってプレイヤーの待ち時間を短縮することができ、プレイヤーはゲームをより楽しむことが出来るようになる。
今後もゲーム業界はプレイヤーがプレイ中のストレスを軽減させるシステムを開発し、プレイヤーがゲームに熱中できるようにしていくだろう。

今回の記事の内容
  • 結論
  • 特開2021-49421(株式会社スクウェア・エニックス)に書いてあること
  • この特許出願の商品は購入できるの?
  • 今後のゲームはどうなっていくの?
  • まとめ

結論

【ファイナルファンタジー14のマッチングシステムが凄い理由】

◆以下の①~③の機能からマッチングシステムを構築し、待機時間が少なくプレイヤーにストレスを与えないから。

(従来のゲームはプレイヤーレベル・スキルが近い人同士をマッチングさせていたから時間がかかっていた。)

①ビデオゲームをプレイする複数のプレイヤーにより構成されるパーティを作成する作成機能

②クエストのプレイ要求を行ったプレイヤーをそのクエストに対応する枠に配列し、作成したパーティメンバーも一緒に配列する配列機能

③配列した複数のプレイヤーに基づいて、所定のマッチング条件を満たした前記パーティと他のユーザをマッチングする機能

特開2021-49421(株式会社スクウェア・エニックスに書いてあること

ぱかぞー
ぱかぞー

今回は株式会社スクウェア・エニックスから出願された特開2021-49421をもとに新たに発明されたゲームのマッチンシステムを解説するぞい。
ワシはゲームシステムに関する特許出願を初めて読んだんじゃが、無形の出願じゃからいつもと違って難しかったぞ。

【出願人】株式会社スクウェア・エニックス

ぱかぞー
ぱかぞー

出願人は株式会社スクウェア・エニックスじゃな。
ゲーム業界大手の企業じゃな。代表作としてドラゴンクエストシリーズ、ファイナルファンタジーシリーズなどがあるぞい。

ネコスケ
ネコスケ

ゲーム好きな人は必ず知っている企業だし、日本というよりも全世界を代表するゲームを開発している企業だね!今回はどんな内容の特許出願がされているんだろう。

【発明の名称】ビデオゲーム処理プログラム及びビデオゲーム処理システム

ぱかぞー
ぱかぞー

発明の名称で大事なのは終わりの単語なのじゃ。発明の名称は発明の分野を決めるものでもあるのじゃ。この出願物は「ゲーム処理プログラム」とゲーム処理システム」が終わりの単語じゃから、ゲームのプログラムとシステムに関する特許出願であることがわかるぞい。

ネコスケ
ネコスケ

ゲーム会社からの特許出願だからやっぱりゲームに関する出願なんだね!
だけどゲームは実物が無いんだけど、特許出願できるの??

ぱかぞー
ぱかぞー

もちろん出願できるぞい。
今までは実物があるものの製造物に関する特許だったのじゃが、今回は無形のものに関する出願じゃぞ。ワシは化学物質による製造品に関する特許に慣れているので今回の出願物の内容を把握するのに苦労したぞい。今回もみんながわかりやすいようにワシなりに解釈した文章で解説するぞ。

まずはいつもの通り、背景技術からよくあるゲームマッチングシステムを解説するぞ。

【背景技術】
【0002】*従来、ビデオゲームに参加している複数のプレイヤーをマッチングするためのシステムがいろいろ提案されている。ここで、複数のプレイヤーをマッチングするとは、複数のプレイヤー(キャラクター)を組み合わせること、あるいは複数のプレイヤーを対応付けることを意味する。すなわち、マッチングされた複数のプレイヤーは、ビデオゲームにおいて互いに何らかの関係を有することとなる。

【0003】*このようなシステムには、例えば、各プレイヤーがビデオゲームをプレイする能力を数値化することで、プレイの実力が拮抗したプレイヤー同士をマッチングさせようとするものもある。

ぱかぞー
ぱかぞー

マッチングシステムとはゲームを行っている人同士をマッチングさせるシステムということじゃな。
マッチングの基準となるのはゲームを行っている人のデータを数値化して、同じくらいの人との組み合わせにするのが普通のマッチングシステムということじゃ。

ネコスケ
ネコスケ

僕はスマホのゲームをやるんだけど、クエストを募集すると他の人が入ってきて一緒にゲームができるよ!そのシステムをマッチングシステムというんだね。ランダムで他の人が選ばれていると思っていたけど、基準となる数値があったんだね!

ぱかぞー
ぱかぞー

ワシもゲームをやっとるよ。難しいクエストだと、同じくらいプレイ力を持っている人とやらないとクリアできんかったりするから、マッチングシステムは快適にプレイするためには重要なシステムじゃな。

次に「課題」について説明するぞ。課題は本発明に至った目的となる部分じゃ。

【発明が解決しようとする課題】
【0005】*従来のシステムでは、マッチングまでの待機時間がプレイヤーにストレスを与えてしまう場合があった。すなわち、例えばマッチングまでの待機時間がプレイヤーの予想よりも長期化してしまった場合、プレイヤーがマッチングシステムを備えるビデオゲームをプレイすること自体にストレスを感じてしまう場合があった。

【0006】*本発明の少なくとも1つの実施形態の目的は、上記課題を解決し、複数のユーザをマッチングする際、マッチングが完了するまでに発生し得るプレイヤーのストレスを軽減させることである。

ぱかぞー
ぱかぞー

ここで大事なのは「ビデオゲームをプレイすること自体にストレスを感じてしまう」ということじゃ。ゲームは娯楽であるから、プレイ中はプレイヤーを楽しく夢中にさせる必要があるんじゃ。ゲーム中にプレイヤーがシステム的な理由でストレスを感じてしまっては問題じゃな。

ネコスケ
ネコスケ

僕も待機時間をストレスに感じることがあるよ。昔のゲームはローディング時間が長すぎて、ロードする度に熱が冷めてしまっていたよ。今のゲームににはそんなにストレスを感じることは少ないけどね。

ぱかぞー
ぱかぞー

そうじゃな。昔のゲームを知っている人は今のゲームのロード時間が少なくなってきていることを実感できているからストレスが少ないのかもしれないな。しかし、最近ゲームを始めた人はシームレスゲームが基準になっているから少しでも間が開いてしまうとストレスを感じやすいのかもしれんな。いずれにせよ、何事も進歩し続けないと生き残れない世界じゃから、企業は本特許出願のような発明活動を行う必要があるのう。

次に解決するための手段を解説するぞい。手段の部分は具体的な方法が書いてあるから同業者の人は参考にすると良いぞ。(完全に真似したら権利行使される可能性があるから注意じゃ。)

【課題を解決するための手段】
【0007】*

①ビデオゲームをプレイする複数のプレイヤーにより構成されるパーティを作成する作成機能

②クエストのプレイ要求を行ったプレイヤーをそのクエストに対応する枠に配列し、作成したパーティメンバーも一緒に配列する配列機能

③配列した複数のプレイヤーに基づいて、所定のマッチング条件を満たした前記パーティと他のユーザをマッチングする機能

以上を実現させるためのものである。
【0023】*ここで、マッチング条件とは、複数のプレイヤーがマッチングされる条件を意味する。マッチング条件の内容は特に限定されないが、プレイヤーの属性(例えば、ビデオゲームにおける役割や職業、特性など)に関連したものであり、互いに異なる属性が設定された2以上のユーザを含む所定数のユーザがマッチングされる内容であることが好ましい。

ぱかぞー
ぱかぞー

ここで大事なのは「マッチングの基準が3つもある」、「作成されたパーティーごとクエストに配列される」ということじゃな。従来のシステムはプレイの実力が拮抗したプレイヤー同士をマッチングさせるものじゃ。プレイヤースキルが近い人同士を同じクエストに参加させることでプレイヤースキル格差を少なくすることでプレイヤー同士が快適にプレイできるようにしていたのじゃ。しかし、実力が拮抗したプレイヤーが少ないと人がなかなか集まらずにクエストが進行せず、プレイヤーにストレスを感じさせてていた半面もあったんじゃな。

ネコスケ
ネコスケ

僕もそんな状況になったことあるよ。難しいクエストほど人が集まらないんだよね。
実力の近いプレイヤー同士でクエストに行くのも楽しいけど、そもそも人が集まらずにクエストができない方がストレスを感じるよ。一緒にゲームする人が自分よりも実力が無くても一緒にゲームできるだけで充分楽しいよ。

ぱかぞー
ぱかぞー

クエストを行う際にあらかじめ知り合いのプレイヤーとパーティを組んでおけば、パーティーごとクエストに参加できるシステムもすごいのう。

ネコスケ
ネコスケ

そうそう、友達と一緒にクエストするときに知らない人が入ってきて友達が参加できなかったりすると大変なんだよね。同時にクエストに参加するようにしたり面倒くさかったんだー。

この特許出願に該当する商品は購入できるの?

ぱかぞー
ぱかぞー

この特許出願物には具体的な商品に関する情報が書かれているぞ。「ファイナルファンタジー14」じゃよ。オンラインゲームじゃから不特定多数のプレイヤーと一緒にクエストを行うことが多く、新しいマッチングシステムを発明する必要があったんじゃな。
特許出願の内容からこのゲームに限らずこれから出てくるゲームにもこのマッチングシステムが採用される可能性があるぞ。

今後のゲームシステムはどうなっていくの?

ぱかぞー
ぱかぞー

今もこれからも、ゲームに限らず多くの人がネット上で繋がりを持つ社会がやってくる。今もTwitterやInstagramで他人との繋がりが多くなっとるしな。
ゲーム業界においてももっとオンラインで人と繋がれるようなゲームが今後も開発されるじゃろ。そうした時に、この特許出願が権利化されているとスクウェア・エニックスの将来は明るいのう。

記事のまとめ

スクウェア・エニックスから「ストレスフリーな新しいマッチングシステム」に関する出願がされていた。
そのシステムはクエスト配列にプレイヤーを配置、パーティーごとクエスト配列に配置できるものである。
そのシステムによってプレイヤーの待ち時間を短縮することができ、プレイヤーはゲームをより楽しむことが出来るようになる。
今後もゲーム業界はプレイヤーがプレイ中のストレスを軽減させるシステムを開発し、プレイヤーがゲームに熱中できるようにしていくだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA