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ペットのお手入れはこれ一台で解決!ペットとオーナーのストレスフリー!汚れを気にせずアクティブにお散歩しよう!【特許で解説】

今回は、下記の特許を解説します。
特許第7004278号(登録日令和4年1月6日) 
発明の名称「ペット乾燥装置」
出願人「ペペカンパニー」
*詳細を知りたい人は該当の特許番号から直接お調べください。

図1 本発明によるペット乾燥装置の外形を示した構成図

目次

  1. 出願人(会社)について
    ペペカンパニー
  2. どんな発明をしたのか
    ペットの濡れた毛および肌を迅速かつ効率的に乾燥させ、乾燥過程でペットの毛が飛んでドライルーム内部から外部に流出することを防止できるペットドライルーム
  3. どうやって発明したか
    本体の上部に送風ファンと排気フィルター、背面板、側面板、底板に送風循環装置を備えた。

ペペカンパニーリミテッド(出願人)について

 ペペカンパニーは韓国の企業です。日本ではあまり知られておりません。上場していない為、中小企業です。2018年に創立し、2019年から日本に参入しているベンチャー企業です。

どんな発明をしたのか

ペットの濡れた毛および肌を迅速かつ効率的に乾燥させ、乾燥過程でペットの毛が飛んでドライルーム内部から外部に流出することを防止できるペットドライルーム

図2 本発明によるペット乾燥装置の分解図

 最近、家庭内時間が増えたことで、犬や猫などのペットを飼う家庭が増えています。ペットも人のように定期的に身体を洗う必要があり、家庭のお風呂場でシャンプーや入浴をさせた後、濡れた毛を乾かすためにドライヤーなどを使って、時間と手間をかけて乾燥させる必要があります。その時、ペットが、体を振って水気を払落とそうとする習性があるため、乾燥中に頻繁に体を振って周辺に水と毛が飛び散らせることがあります。これによりオーナーに不快感を抱かせるとともに、飛び散った毛の掃除が必要になります。また、乾燥させている間ペットが体を動かし続けたり、他の場所に逃げようとする場合が多く、ペットを手で捕まえておく必要もあります。
 このような事を改善する為に、ペットの毛を自動で乾燥させるペット用乾燥機は、「ペット乾燥ルーム」として販売されています。このペット乾燥ルームは、風が一方向のみに噴射され、乾燥効率が低いという短所があります。他の製品においては、風がペットの下部から一方方向にのみ乾風が噴射されるため、ペットの乾燥効率が低いという短所があります。
 そこで、本発明では、ドライルーム内部の全空間に風を均等に供給し、ペットの濡れた毛および肌を迅速かつ効率的に乾燥させるようにするペット乾燥装置を発明しました。また、ドライルーム内部の空気を循環させて内部に再供給することにより、ドライルーム内部に陰圧を形成してペットの毛が外部に流出することを防止できるようにしたのです。

どうやって発明したのか

本体の上部に送風ファンと排気フィルター、背面板、側面板、底板に送風循環装置を備えた。

図5 本発明によるペット乾燥装置のドライルームに供給される空気の流れを示した結合断面図

 本発明のペット乾燥装置は、本体の上部の内部に外気およびドライルーム内部の内気を吸入して循環させる送風ファンが備えられるメインモジュールと、送風ファンによる外気および内気が流入してドライルームに供給される後方チャンバーを有する背面板と、側方チャンバーを有する側面板と、底チャンバーを有する底板と、ドライルームを開閉させるドアが回転可能に備えられている前面板と、を備えました。
 そして、メインモジュールには、外気が流入する上面吸入口と内気が流入する前面吸入口および流入した外気と内気が両側部に排出される排出口を有するフィルターハウジングが備えられ、メインモジュール内に流入する外気と内気をすべて浄化し、内、外気用浄化フィルターを1つに一元化してフィルターハウジングの外側で一度に交換できるようにする統合フィルターを備えました。

 

まとめ

 ペペコーポレーションは全方向から温風が出るペット用のドライルームを発明しました。

 私もペットを飼っていました。毛が伸びてくるとお店でトリミングをしてもらいましたが、日々のシャンプーはお家で行っていました。お店でシャンプーをお願いしても良いのですが、費用もかかりますし、ペットへのストレスが気になります。ましてや老犬に近づくほど心配になります。お家でシャンプーできれば、費用も時間もストレスも軽減できます。しかし、本特許にも書いてありましたが、大変なのが毛を乾燥させる時です。ペットは風を嫌うことが多く、ドライヤーに嚙みついてきたり、吠えたり、逃げ出すこともあります。しっかり乾燥させないと冬場は風邪をひきやすくなりますので、慎重になり時間がかかってしまいます。また、ドライヤーは局所的に温風をかけすぎると火傷を起こしてしまうので大変です。
 これらの課題を解決したのが、本発明です。わたしもこの製品をもっと早く知っていたら購入していました。それほど魅力的な製品です。本体価格は少し高く感じるかもしれませんが、手間と頻度を考えるとちょうどよい価格だと思います。また、簡単に毛を乾かせるようになれば、お風呂やシャワーの頻度を上げることが出来ますので、汚れやすい雨の日や旅行など気にせずに出かけられるようになります。是非とも購入を検討してもよいでしょう。

 この発明品は、既に発売されております。
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