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宅配ボックスならオートロック機能が付いた方が良い!特許取得したのでオートロック機能が欲しければこれ一択です。

今回は、下記の特許を解説します。

特許第7014402号(令和4年1月24日)
発明の名称「宅配ボックス
出願人「株式会社オリエンタル
*詳細を知りたい人は該当の特許番号から直接お調べください。

図1 本発明の宅配ボックスの一つの実施の形態を示す外観斜視図

目次

  1. 出願人(会社)について
    株式会社オリエンタル 
  2. どんな発明をしたのか
    使用時に発せられる騒音を低減することができるミキサー
  3. どうやって発明したか
    ミキサーのモータの排気経路を少なくとも2箇所以上を備え、それらの排気経路を連通させる連通孔を形成させた。

出願人について

 株式会社オリエンタルは、宅配ボックスとシュレッターを企画開発する会社です。上場していない為、経営状況はわかりません。設立時はシュレッターを作っていました。最近、宅配ボックスに注目し、今回の製品を発明しました。

どんな発明をしたのか

荷受け時の施錠動作を押印動作に連動させることで宅配荷物の配達業者による施錠忘れの懸念を排除し、確実に施錠できるようにした宅配ボックス

HPから引用「オートロック機構」
チェックポイント

 従来の宅配ボックスは、施錠方法が統一されておらず、宅配業者が施錠し忘れることがあった!

  従来、不在時等においても宅配荷物の受け取りを可能とする荷物の受け取りボックスとして、宅配ボックスが知られており、集合住宅や戸建て住宅など、宅配荷物が宅配される場所に宅配ボックスが置かれています。
  このような宅配ボックスは、配達業者が家主の不在を確認した後、荷物を宅配ボックスに収納し、前記荷物の盗難を防止するため、前記配達業者が前記宅配ボックスを施錠する必要があります。
  一方で、配達業者は配達したことの証明として受領印が必要なため、受領印を押印する機構も備えている必要があります。
  しかしながら、市場には様々な種類の宅配ボックスが販売されており、その構造も様々であるため、配達業者が宅配荷物を宅配ボックス内に預ける際に、扉の開閉作業や施錠や押印をどのようにして行えばよいか戸惑うことも多く、場合によっては施錠を忘れてしまうという問題があったのです。

どうやって発明したのか

宅配ボックスの内側に設置され印鑑部材が押印方向にスライドせしめられると扉が施錠されるように錠前機構とが連動するようにした

図2 図1の宅配ボックスの扉体を開いた状態を示す斜視図
チェックポイント

 騒音が出る排気口を複数に分け、排気経路を長く複雑にすることで騒音を分散させた!

 上記課題を解決するために、本発明の宅配ボックスは、荷物を収容しうる箱体と、前記箱体に開閉自在に支持された扉体と、前記扉体の内側に設置され印鑑部材が押印方向にスライドせしめられることで受領印を押印するための印鑑機構と、前記扉体に取り付けられ前記扉体を施錠する錠前機構と、を有しています。
 そして、前記印鑑部材が押印方向にスライドせしめられると前記扉体が施錠されるように前記印鑑機構と前記錠前機構とが連動せしめられてなる、宅配ボックスとしたのです。

  本発明の宅配ボックスは、荷受け時の施錠動作を押印動作に連動させることで宅配荷物の配達業者による施錠忘れの懸念を排除し、確実に施錠できるようにしたのです。

まとめ

 株式会社オリエンタルは、宅配業者が施錠し忘れのない宅配ボックスを発明しました。

 宅配ボックスは不在時であっても宅配業者が荷物を置く事ができるものです。最近は玄関前に荷物を置く「置き配システム」が登場している為、宅配ボックスや印鑑が無くとも荷物を受け取れるようになっています。しかし、セキュリティー的に危ういことが多く、注文者も宅配者も不安な配達方法です。その点に気が付いたオリエンタルは、印鑑を押すと同時にオートロックできる宅配ボックスを発明しました。このシステムであれば、宅配業者は荷物を宅配ボックスに入れて、印鑑を押し、扉を閉めることで確実に施錠することが出来ます。注文者も安心して利用することが出来ます。しかし、最近は印鑑が要らないようにもなってきているので、利用する際は注意事項として施錠する旨を書く必要があります。このように現在は様々な宅配ボックスがありますのでご利用者に合うものだけではなく、宅配業者がわかりやすい視点を考えて選ぶと良いと思います。

 この発明品は、「預かっと庫」として発売しています。興味のある方は下記リンク先をご参照ください。

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