質の良い音楽を聴きながら他の作業をこなすなど、マルチタスクをこなす人にピッタリな製品です。
★ドーナツ型のインナーイヤー構造とSONYの音質技術(新規な構成)
LinkBudsはその構造に特長があります。それは、インナーイヤー型構造であること、本体がドーナツ形で耳を塞いでない構造であることです。この構造は、最近の主流イヤホンと異なっています。最近のイヤホンは密閉感とノイズキャンセリングによって、極力周囲の音を遮断する傾向にあります。しかし、LinkBudsは周囲の音を積極的に取り込もうとしているのです。
★周囲の音を積極的に取り込みながらも質の高い音を提供できる(進歩性)
上記の構造によって、LinkBudsは周囲の音を積極的に取り込むことができます。さらに、SONYの技術によって質の高い音楽を聴くことが出来ます。従って、音楽を聴きながら他の作業をこなす場面に適しています。しかし、外音を取り込むので、動画などに集中したい場合は、外音で聞き取りにくくなったり、音漏れが心配になります。
製品名 | 製品名 LinkBuds (新発売) | WF-1000XM4 | TW-E3B | AirPods Pro MWP22J/A |
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メーカー | SONY | SONY | ヤマハ | Apple |
クラス | クラス3 | クラス3 | クラス1 | クラス3 |
発売日 | 2022年2月 | 2021年6月 | 2020年11月 | 2019年10月 |
タイプ | インナーイヤー | カナル | カナル | カナル |
構造 | 開放型 | 密閉型 | 密閉型 | 密閉型 |
TWS Plus | ✕ | ✕ | 〇 | ✕ |
ノイズ キャンセル (外音取込) | ✕ | 〇 | ✕ | 〇 |
自動電源 ON | ✕ | 〇 | 〇 | ✕ |
特長 | 外音を積極的に取り込める | 最強のノイズキャンセリングと最高品質の音 | 高コスパ | 最強のノイズキャンセリングとiPhone、iPadとの親和性 |
LinkBudsは、質の良い音楽を聴きながら、通勤通学、ランニング、家事など他の作業をこなしたい人におすすめできます。
LinkBudsの最大の特長は、長時間装着しても快適で周囲の音を積極的に取り込みながらも質の良い音を聞くことができることです。この特長に合う場面としては、音楽を聴きながら通勤通学やランニングや家事など他の作業をこなす場面が考えられます。通勤通学やランニングなど、周囲の状況を把握することで不意なトラブルに対処できます。家事では、子供やパートナーの声を聴けますし、洗濯機やレンジの停止音を聞けますのでマルチタスクをこなす人には最適な製品です。
一方で、外音を取り込むので聞きたい音に集中できなくなりやすいので、電車に乗っている時など長時間、大きな外音が発する場面では不快に感じることが多くなると思います。恐らく、快適に聞こえることよりも、不快に感じることの方が敏感に感じやすいので、自分がどの場面で不快に思いやすいのかを考えてから購入するか判断した方が良いと思います。密閉された装着感が苦手な人、不意なトラブルを極力回避したい人はLinkBudsがあっています。通勤通学中の電車音や話し声など外音が気になる人は、WF-1000XM4とAirPods Pro があっていると言えるでしょう。
![]() | 価格:23,100円 |

長時間電車に乗りながら音楽や動画に集中したい方は、WF-1000XM4とAirPods Pro をお勧めします。
これらの製品は、通勤通学中に音楽や動画に集中した人にとっては最高の性能を発揮します。地下鉄の走行音も綺麗に消すことが出来ますので動画に集中できます。通勤通学中にAmazonプライムビデオや、YouTubeを視聴する人には最適な製品です。しかし、装着感が良いとは言えないので、密閉感が嫌いな人や1時間以上装着を続ける人にとってはあまり適さない製品です。また、ランニングや交通量の多い道路を歩く時には、不意な出来事に対応できない時があるので注意が必要です。
![]() | SONY ソニー WF-1000XM4 ブラック ワイヤレスイヤホンBluetooth [ラッピング可] 価格:25,718円 |

![]() | 価格:26,880円 |

本記事では、新製品のLinkBudsをランキング上位の製品と比較しました。率直な感想として、最近のイヤホンとは異なる性質の製品であると感じました。最近のイヤホンは、周囲の音を極力防ぎ、聞きたい音に集中させる機能に特化しています。しかし、LinkBudsは逆に周囲の音を聞くことに特化しています。もちろん、聞きたい音も高音質で聞くことが出来ます。最近のイヤホンの主流であるWF-1000XM4と住み分けが出来ており、非常に良い製品展開です。音質の良い音を聞きたいけど、装着感を快適にしたいならば、LinkBudsを選べます。従って、音楽などを聴き流しながら他の作業(仕事、運動、家事)をこなしたい人はLinkBudsを、動画や音楽に集中したい人はWF-1000XM4を選べばよいと思います。価格面としては、WF-1000XM4の価格が下がっている傾向にありますので、LinkBudsと同価格帯となっています。迷っているならば、WF-1000XM4を購入した方がお得感があって良いかもしれません。