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次期iPhoneで待望の画面指紋認証機能を搭載か?【出願物から予想】

こんにちは!
エジソンの発明書の管理人ぱかぞーです!
今回はAppleの時期iPhone に関する特許情報を紹介します!

*本記事では特開 2021-99853を引用しています。
詳細を知りたい人は該当の特許番号から直接お調べください。

【特許公報の利用について】

◆特許は権利者である企業が製造販売を独占的に行える排他的な権利です。
◆公的文章である為、企業は他の物よりも優れた点を嘘偽りない事実のみを書きます。
◆カタログやCMなど企業にとって都合のいい情報だけではなく、客観的な事実が特許では語られるのです。

【本記事を読むことで得られるメリット】

消費者は正しい情報を元に他社類似品と比較して購入することができるようになります。
◆特許を取得した企業に独占的排他的な権利を与えられることから投資家は該特許製品に価値があると判断できるならば投資対象となります。
◆業界人は競合他社の数年後の方針がわかるので将来性の市場戦略がわかるようになります。
就活生は今後数十年間務めるかもしれない会社の将来性を判断することが出来ます。

  • 「iPhone」「iPad」「Apple watch」などの電子デバイスの新しい機能を知りたい人
  • 次期iPhoneについて情報を集めたい人
  • Appleの製品研究開発動向を分析したい人

どんな発明をしたのか

【請求項1】
   ディスプレイを有する電子デバイスにおいて、
    クレジットカードに関連付けられた支払口座を対応するデバイスにリンクする要求を受信することであって、前記要求は前記クレジットカードに関する情報を含む、ことと、
    前記要求を受信したことに応じて、
      前記支払口座を前記対応するデバイスにリンクするために更なる検証が必要であるか否かを判定することと、
      前記支払口座を前記対応するデバイスにリンクするために更なる検証が必要ではないという判定に従って、前記支払口座を前記対応するデバイスにリンクし、前記支払口座が前記対応するデバイスにリンクされたというインジケーションを提供することと、
      前記支払口座を前記対応するデバイスにリンクするために更なる検証が必要であるという判定に従って、前記支払口座を前記対応するデバイスにリンクするために更なる検証が必要であるというインジケーションを提供することと、
  を含む、方法。

Apple が発明したのは「 支払い口座を認証する為の新しい認証システム 」です。

代表図を見るとはっきりと「タッチID」と書かれているので指紋認証に関する出願かと思いましたが、そうではありませんでした。

しかし、明細書の要約の部分には下記の記載がありました。

【解決手段】ポータブル多機能デバイス100、支払を進めるために、支払カードアフォーダンス704を含む電子財布を表示し、支払カードアフォーダンス704に関連付けられた支払口座を支払に使用することを示す。支払トランザクションを進める許可プロセスは、指紋スキャン710A又はパスコードなどのユーザの検証を受信することを含む。

はっきりと「指紋スキャン」と書いてあります。

しかし、これ例外に指紋認証に関する記載はありません。
恐らく、出願人は認証システムの一部として指紋認証を考えていたのですが、従来技術に指紋認証に関する出願があったのかもしれません。または、敢えて指紋認証に限定する必要が無かったのかもしれません。

また、出願日が2021年3月5日です。
言い換えると、画面指紋認証について検討し終えたのが 2021年3月5日 ということです。
敢えて「指紋スキャン」を明細書中に残した意図はわかりませんが、2022年ではフルモデルチェンジを期待されていますので、画面指紋認証機能が追加されるかもしれません。

何れにせよ、Appleは指紋認証に関する思想があることがはっきりとしました。
しかも物理スイッチ認証ではなく画面認証です。
次期iPhoneには画面指紋認証が搭載されることを期待しましょう。

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