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魚釣りでパフォーマンスを上げたければ、ダイワの高耐久性電動リールがおすすめ!​

今回は、下記の特許を解説します。
特許第7002440号(登録日令和4年1月4日) 
発明の名称「魚釣用電動リール」
出願人「グローブライド株式会社」
*詳細を知りたい人は該当の特許番号から直接お調べください。

目次

  1. 出願人(会社)について
    グローブライド株式会社
  2. どんな発明をしたのか
    減速機構の入力軸側から出力軸側へ駆動力が好適に伝達され、変速切換に伴う衝撃や高負荷に耐え得る魚釣用電動リール
  3. どうやって発明したか
    機械式変速装置を、前記入力軸の軸端部の外周面と前記筒部の内周面との間に配置し、前記入力軸の一方向の回転を前記出力軸に伝達する一方向クラッチを備えた。

グローブライド株式会社(出願人)について

 グローバルライドは、「ダイワ」ブランドの釣り具で世界トップシェアを誇る企業です。他にもゴルフ、テニスなど総合的にスポーツ用品を取り扱っています。上場もしており、売り上げは1000億円を超える大手企業です。

どんな発明をしたのか

減速機構の入力軸側から出力軸側へ駆動力が好適に伝達され、変速切換に伴う衝撃や高負荷に耐え得る魚釣用電動リール

 

図1 本発明の一実施形態に係る魚釣用電動リールを示す一部を断面として上面図

 従来、魚釣用電動リールは、電動モータの減速機構として、電動モータの駆動力が伝達される遊星歯車機構および遊星歯車機構の出力側に設けられる機械式変速装置を備えています。
 遊星歯車機構の遊星歯車は、支軸を介して、機械式変速装置の遊星歯車支持体に支持されています。遊星歯車支持体の中央部には、出力軸と同軸上に出力軸の端部を覆う円筒状の入力軸が設けられている。入力軸と出力軸との間には、入力軸の一方向の回転を出力軸に伝達する一方向クラッチが配置されています。
 従来の魚釣用電動リールでは、大径の円筒状の入力軸から一方向クラッチを介して小径の出力軸に駆動力が伝達する構造であり、出力軸の片側端部と一方向クラッチのみで支持しています。従って、高いトルク伝達がなされる場合や変速切換に伴う衝撃によって軸が傾くおそれがあり、駆動力の伝達の観点から効率が悪く、巻取りに伴う騒音の増大を招くおそれがあったのです。
 そこで、減速機構の入力軸から出力軸へ駆動力が好適に伝達され、変速切換に伴う衝撃や高負荷に耐え得る魚釣用電動リールを製品化する為に発明を行ったのです。

どうやって発明したのか

機械式変速装置を、前記入力軸の軸端部の外周面と前記筒部の内周面との間に配置し、前記入力軸の一方向の回転を前記出力軸に伝達する一方向クラッチを備えた。

図2 減速機構を示す拡大平断面図

 本発明では、入力軸の軸端部の径方向外側に一方向クラッチが配置され、一方向クラッチの径方向外側に軸受で支持される出力軸の筒部を配置して動力伝達部が構成されます。これによって、一方向クラッチを介して動力伝達される出力軸が安定します。そして、高負荷のトルク伝達時や変速切換時の衝撃に対しても出力軸の傾きが防止されて噛合部や支持部の耐久性が向上します。さらに、巻取りに伴う騒音も低減されます。

まとめ

 グローブライドは、耐久性が高い電動リールを発明しました。

 電動リールを使うほどの、本格的な釣りは、魚も手ごわいことが多いと思います。そんな魚との戦いを楽しむのが釣りの醍醐味の一つです。そんな時に、電動リールが壊れてしまったら大変なことになります。多くの人は電動リールの予備を持って漁船にのったり、波止場に行くことが無いと思います。そして、壊れないように気を付けながら釣りを楽しむことは難しく感じます。そんな、水面下のストレスを解決してくれるのが本発明の製品なのです。

 この発明品は、ダイワブランドとして既に発売されております。どの製品に使用されているのか不明ですが、おそらくFF構造やモノコック構造を取り入れている耐久性の高い製品に使われていると思います。
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